結婚指輪を買わない人の割合は?
結婚指輪を買わない人の割合
「結婚指輪を買わない」という選択肢も、あって然るべきです。結婚指輪をどうするかは、2人が決めることです。他人がどうこう言う資格はありません。
しかし周りが結婚指輪を光らせているのならば、多少の不安もあるでしょう。「購入した方がよかったのでは?」と思われるのも当然です。ただ大手ブライダルサイトが実施したアンケートによると「結婚指輪を買わない」とした割合は、全体の2%〜6%。1年に結婚する50万組の内、1000組〜3000組は「買わない」としているのです。
指輪を買わない理由は?
結婚指輪を買わない理由は、夫婦それぞれ。特に多く見られたのが、金銭的な理由でした。結婚となると、指輪以外にも莫大な費用がかかります。そんな中で数十万円の結婚指輪代を捻出するのは、相当な重労働です。
また単純に「必要性を感じないから」という理由で、敢えて購入しない選択肢を取る方もいます。今は効率化の時代。「結婚指輪がなくても生活ができる」という方も、いらっしゃいます。
結婚指輪を買わないのはオカシイ?
「結婚指輪がないのはオカシイことなのか?」と、考える方もいらしゃるでしょう。多数決が全ての答えと感じているのなら、確かに「オカシイ」という判断にはなります。とはいえ、多数決は全てにおいて正しいことと断定もできません。
大事なことは「多数決」や「周りの反応」ではありません。「2人がどうしたいのか」です。そもそも結婚指輪は、2人のものです。2人の心の奥底に眠っている「本音」と向き合わなければ、いつまで経っても答えは出ません。
タイミング
後になって「結婚指輪が欲しい」と思うこともあるでしょう。実際に先輩夫婦の中には、結婚数年後に結婚指輪を購入された方もいます。
「〇〇日までに結婚指輪を買わなければならない」という、決まりはありません。「結婚指輪を買わない」となっている本当の理由は、タイミングが合わなかっただけの話です。結婚指輪ほど、不思議なアイテムはないでしょう。2人が選ばなくとも、結婚指輪の方から来てくれます。信じられない話に思えるでしょうが、まごうことなき事実です。