セーヌ川に結婚指輪を落としてしまった金メダル候補
セーヌ川に結婚指輪を落としてしまった男
2024年7月26日から8月11日まで。パリでおこなわれた世界的なスポーツ大会は、多くの人を感動の渦に巻き込みました。特筆すべきは日本人選手の活躍。海外で開催された世界的なスポーツ大会において、メダル数は最多を更新。金メダル・銀メダル・銅メダルと、合わせて43個のメダルを獲得しました。
日本人選手の活躍が目立つ一方で、ちょっとした騒動も。世界的なスポーツ大会の開会式で、セーヌ川に結婚指輪を落としてしまった人がいたのです。
事の経緯
セーヌ川に結婚指輪を落としてしまったのは、イタリアの選手。前の東京大会にも出場しており、見事に金メダルを獲得。パリ大会でも期待されていた選手です。開会式はセーヌ川でおこなわれ、選手達は船に乗って登場。日本人選手だけではなく、イタリア人選手も船に乗っていました。
イタリア人選手は船上から旗を振っていると、指輪は外れてしまい川の底へ。後に奥様に頭を下げて謝ったと言います。
まだまだ続く不運
イタリア人選手の不運はまだまだ続きます。競技直前になり緊急搬送されてしまったのです。開会式の際に強烈な痛みを覚え、病院で検査を受けると腎臓結石が発覚。なんとかギリギリ協議への出場は出来、決勝進出を果たしたイタリア人選手。
ところが無理がたたってしまったのか、再び痛みに襲われて緊急搬送。選手のSNSには「ゆっくり休め」等心配の声が挙がったものの、選手は体に鞭を打ちながらも大会へ。結果は振るわず敗退となりました。
結婚指輪は幸運のお守り
結婚指輪は、2人を繋げる大切な証です。同時に、2人を守ってくれるお守りでもあります。
大昔から、人々は「円」の形を大切にしてきました。事実として、指輪を「お守り」として扱っている神社や寺は日本国内に沢山あります。教会においても指輪は、とても神聖なものとして扱われています。
そんな大切な結婚指輪をセーヌ川に落としてしまったということは、不運の始まりを意味していたのかもしれません。ただ救いだったのは、結婚指輪を無くしてしまっても奥様との愛は変わらずラブラブだということです。