1カラットのダイヤモンドを結婚指輪に?
1カラットはどんな大きさ?
人生で一度は身につけたい、1カラットのダイヤモンド。1カラットは宝石の大きさではなく、重さの単位です。1カラットの“重さ“をグラムに変換すると、0.2グラムになります。大きさに換算すれば、およそ6.5ミリメートルです。1センチにも満たしません。
わずか6.5ミリメートルの宝石。しかし、結婚指輪に1カラットのダイヤモンドを埋め込めば、とんでもない存在感を放ちます。大きなダイヤモンドが印象的な婚約指輪でも、使われるダイヤの重さは0.2カラットです。
1カラットのダイヤモンドはあまり見かけない
しかし、1カラット丸ごとのダイヤモンドが使われている結婚指輪は、あまり見かけません。ダイヤモンドに力を入れているベルギーの高級ブランドでも、1カラット丸ごとのダイヤモンドが使われている結婚指輪は、見当たりませんでした。
結婚指輪に大きいダイヤが使われない理由は、日常的ではないからです。結婚指輪は、日常的に身につけるもの。もし指輪がどこかに引っかかってしまった場合、ダイヤが取れる恐れがあるからです。結婚指輪に使われているダイヤは、アームに埋め込まれているものがほとんど。万が一どこかに指輪を引っ掛けてしまっても、ダイヤが取れるリスクは少なくなります。
ダイヤモンドを結婚の証にする
結婚の証として1カラット相当のダイヤモンドを希望するのなら、ネックレスはいかがでしょうか。アメリカのブランドでは、0.8カラット相当のダイヤがついているネックレスを販売。1粒ダイヤをネックレスにすると、ダイヤの存在感が小さくなるのは否めません。でも上手く利用すれば、結婚指輪代わりとして十分に使えるでしょう。
指輪が難しい時は
職場によっては、指輪そのものを禁止にしている所もあります。理由は色々ですが、最も大きいのは衛生的なものでしょう。でもネックレスとして身につければ、衛生も何もありません。服の中にダイヤを忍ばせておけば、良いだけの話です。
他にもダイヤのピアスや、アクセサリー無加工のまるごとダイヤモンドを贈るのも良いでしょう。今は多様性の時代。どういう形にするのかは、手にする夫婦の自由です。