エメラルドの結婚指輪が少ない理由を考察してみた
エメラルドの指輪は豪華で人気
深い緑色が特徴のエメラルド。美しい緑色から、日本語では「翠玉(すいぎょく)」「緑玉(りょくぎょく)」とも呼ばれています。
主な産出国はコロンビアですが、ザンビアやブラジルでも算出されています。エメラルドはジュエリーにも大人気で、指輪にもよく使われているほど。アメリカのブランドでは、0.45カラットのエメラルドのセンターストーンが使われている指輪が販売されています。センターストーンの周りにはダイヤモンドが敷き詰められており、めちゃくちゃ豪華。ちなみにお値段は250万円となっております。
結婚指輪にほとんど使われていないエメラルド
ジュエリーに引っ張りだこのエメラルドですが、不思議と結婚指輪に使われている場面は見かけません。取り扱っているブランドはございますが、数はかなり少ないです。エメラルドの結婚指輪を探すだけでも、大変な作業となるでしょう。
エメラルドの結婚指輪を見かけない理由として考えられるのが、超繊細な宝石だからでしょう。大変壊れやすい宝石で、ほんの少しの衝撃でも割れてしまいます。割れないように加工されていますが、100%完ぺきではありません。エメラルドは熱にも弱く、指輪をつけたまま料理をすると輝きが失ってしまいます。鍋の熱を受けるだけでも、傷んでしまうのです。
実際に売られている貴重なエメラルドの結婚指輪
ただエメラルドを使った結婚指輪が、全くないとも言えません。数は少ないものの、いくつか存在はしています。プラチナのアームに、埋め込まれる形でセッティングされたサファイアの結婚指輪は、上品な印象を与えるでしょう。
エメラルドはダイヤモンドとも相性が良い宝石です。ダイヤモンドをセンターストーンにして両側にエメラルドを挟めば、オシャレな結婚指輪の完成となります。
手入れをしっかりしよう
エメラルドは手入れが大変な宝石ですが、裏を返せば「使い方に注意をすれば結婚指輪としても使える」となるでしょう。
料理や焼き肉を食べにいく際には、必ず指輪を外すこと。指輪を保管する場合は、他のジュエリーと一緒にしないこと。また直射日光にも弱い宝石なので、太陽の光が当たらない場所で保管しましょう。