結婚指輪の支払い負担は夫全額負担？それとも…

結婚指輪の支払いについては

結婚指輪の支払いをどうするかは、2人で話し合っていくしかありません。結婚指輪の支払いに関しては、2人の経済状況が大きく左右します。
例えば収入のあるなしが偏っていたとします。一方には定期的に収入はあるが、もう一方は収入ゼロ。となると、結婚指輪の支払いは自動的に「収入あり」側にいくのは明白。説明するまでもありません。しかし今は時代が違います。「どちらか一方だけに収入がある」という時代ではなく、2人とも収入がある時代が当たり前になりました。

夫側が全額負担パターンが多いものの

結婚指輪の支払いの割合で見ると、最も多く見られたのが「夫側の全額負担」でした。大手ブライダルサイトでアンケートを取った上での結果となるので、間違いはないでしょう。言うまでもなく、アンケートが集計された時期は「2人とも収入がある」です。
理由は夫婦それぞれですが、目を引いたのは「嫁に来てもらうから」です。生まれた家から自分の家に来てもらうからこそ、指輪の全額負担は当然の義務とのこと。また誰が決めたのかはさておいて、昔から「結婚指輪は男が出す」というセオリーもあります。

割り勘も増えている

ただ最近は、妻側も一緒に支払う「割り勘」も増えてきました。女性にも一定レベルの経済力があるのが、大きいのでしょう。また「全額出してもらうのは悪いから」と、少し引け目に感じている方もいました。
なお2人で割り勘の場合も、夫側が多めに出す傾向にあります。また夫の指輪は妻が、妻の指輪は夫が負担するという夫婦も。お互いの指輪をお互いが負担することにより、支え合う決意を示しているのでしょう。

自分達はどうするのか？

冒頭にも述べましたが、誰がどういう形で結婚指輪を支払うかは2人で決めてもらうしかありません。夫側が指輪の代金を負担するケースが多いと取り上げましたが、必ずしも従う必要はないのです。もちろん逆もしかりで、割り勘にしなければならない決まりもなく、妻側が負担しなければならないルールもございません。
財布の状況と相談しながら、後悔のない選択を取りましょう。